脱毛前に毛抜きで処理をしてしまった!これってNG?脱毛前後の自己処理を解説!
ムダ毛の処理は、女性にとって必須の身だしなみですよね。サロンやクリニックに通っている間も、施術と施術の間にはムダ毛は生えてしまうので自己処理はしていかなくてはいけません。
脱毛期間中の毛抜きでの自己処理はNGだって聞いたことはありませんか?実は脱毛前や脱毛後も、毛抜きでの自己処理はやってはいけないことなのです。
ここでは、毛抜きでの自己処理がダメな理由と、脱毛期間中に最適な自己処理方法を解説していきます!
脱毛前に毛抜きを使ってはいけない理由
脱毛の前には、事前準備として施術する部位の毛を自己処理しないといけません。
初回の脱毛時には毛の状態をみるためにそのままで行くところもあるようですが、基本的には施術前の自己処理は鉄則です。
その際、自己処理の方法は抜くのではなく必ず剃ってくるようにいわれます。特に、毛抜きでムダ毛を抜いてしまうのは厳禁です!
サロンやクリニックの脱毛は、おもに毛の黒い色素に反応する方式を採用しています。
毛抜きで毛根から抜いてしまうと、反応すべき黒い毛がないため脱毛効果が得られなくなってしまうのです。
これは、サロンのフラッシュ脱毛、クリニックの医療レーザー脱毛、どちらでも同じことがいえるでしょう。
毛抜きで処理してしまった場合は脱毛の施術はしてもらえない?
では、もうすでに毛抜きで処理してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?それはもう「生えてくるまで待つ」しかありません。
一旦毛抜きで抜いてしまった場合は、2週間~1ヵ月ほど間を置いてから施術をすると脱毛効果が得られるようになります。
脱毛効果が得やすい毛の状態は、毛根からはしっかりと黒い毛が育っているけれど肌表面には出ていない状態です。
目で見てわかるまで毛が生えてきたところを剃っていくのが、一番望ましいですね。
日常的に毛抜きでの自己処理を繰り返している人は、脱毛に通うのなら最低でも施術の2週間前までには毛抜きの使用をやめておきましょう。
脱毛後の毛抜きは肌トラブルの元!
毛抜きでの自己処理は、脱毛の後はどうなのでしょうか?
「施術の2週間以上前だったら大丈夫じゃないの?」と考えるかもしれませんが、脱毛後に毛を抜くのは肌にダメージを与えてしまいます。
脱毛の施術は、光やレーザーが毛根や毛包などに作用します。特に医療レーザー脱毛の場合は、出力が強く毛の生える元を破壊してしまうのです。
レーザーは高温になるため、施術後の肌は軽く火傷をしたような状態といえます。サロンでのフラッシュ脱毛でも、医療レーザー脱毛より出力が弱いとはいえメカニズムは同じです。
光やレーザーの照射をダイレクトに受ける毛穴には、かなりの負担がかかってしまいます。そんなデリケートな状態の毛穴なので、無理やり毛を引き抜く行為は大変危険です。
炎症や毛嚢炎などのリスクが高いので、脱毛後の毛抜きの使用は控えるべきですね。
毛抜きを続けると脱毛効果にも影響するの?
脱毛の施術は、毛が生えかわるサイクルである毛周期に沿っておこなうのがベストです。
そのため施術に通うのは、脱毛効果が得やすい成長期の毛にあわせた間隔になっています。しかし、毛抜きで抜くのは毛乳頭を無理やり引きちぎることになるため、毛周期が狂ってしまう可能性があるのです。
脱毛期間中に毛抜きで無理に抜いてしまうと、脱毛に最適な状態の周期がわからなくなってしまいますね。
脱毛期間中の毛抜きを控えるのはもちろんですが、日頃から毛抜きでの自己処理をくり返している人は要注意といえるでしょう。
そもそも毛抜きでの自己処理はおすすめできない!
脱毛中に限らず、そもそも毛抜きでの自己処理はあまりおすすめできません。
毛抜きで毛根ごと抜き続けていたら、毛が生てこなくなる!という話を耳にすることもありますが、それは間違いです。
毛を抜くのは剃るよりも毛が生えてくるまでの間隔は長いですが、徐々に毛が生えなくなるなんてことはありません。
それどころか毛抜きによるセルフ脱毛は、美肌の大敵といえるデメリットだらけなのです。
- デメリット①肌荒れや埋没毛の原因になる
毛抜きで抜いてぽっかりと空いた毛穴は、皮脂などと一緒に雑菌も詰まりやすい状態です。
ボツボツ毛穴や乾燥してカサつくといった、肌荒れをまねいてしまいます。
また、毛抜きでの処理をくり返すうちに角質が厚くなり、毛穴をふさいで埋没毛になってしまう可能性もあるのです。
- デメリット②老け顔の原因になる
顔のムダ毛に毛抜きを使用していると、老け顔の原因になってしまいます。
抜く時に皮膚を無理やり引っぱってしまうため、肌がたるんでしまうのです。
眉毛や口周りの毛に毛抜きを使う人は多いですが、目元と口元をたるませる原因になるので絶対にやめておいたほうがいいでしょう。
脱毛中におすすめの自己処理方法
脱毛中の自己処理は、抜くよりも剃るのがベターです。一番おすすめなのは、電気シェーバーによる剃毛でしょう。
部位ごとに専用のシェーバーも売られており、ボディ用は広範囲をムラなく剃れ、顔用やVライン用は細部を優しく剃れる設計になっています。
自己処理をキレイに仕上げたいのなら、ボディと顔やVIOなど細かい部分のシェーバーを使い分けるのがおすすめです。
おすすめ電気シェーバーは「フェリエ」
電気シェーバーの一番人気は、パナソニックの「フェリエ」です。薄くい刃が肌に密着しキレイに剃れるだけでなく、刃先が丸くて肌への負担も少ないのが特徴です。
フェリエはサロンでもおすすめされることが多く、脱毛中の自己処理に適しているといえますね。
電気シェーバーで自己処理をするときのポイント
肌への負担が少ない電気シェーバーですが、やはり剃毛後の肌はデリケートな状態です。
クリームやジェルなどで、しっかりとケアをしてあげましょう。また、剃った後だけでなく、剃る前の保湿ケアも大事です。
肌を保護することで、電気シェーバーの刺激を軽減させることができますね。
カミソリで剃るのも悪いわけではありませんが、肌を傷つけるリスクが高いので要注意です。
カミソリの刃は肌に直接当たるため、肌を保護する表面の皮脂まで削ることになってしまいます。
そのためカミソリで剃毛後の肌は乾燥し、肌荒れを引き起こしてしまうのです。
乾燥したり荒れた肌では脱毛効果にも影響してしまい、ひどい場合は施術が受けられないこともあります。
脱毛中の自己処理は自分の肌に合った電気シェーバーを選ぶこと、そして剃毛前後の保湿ケアで肌を整えることが大事なのです!
脱毛中の毛抜きは控えて!肌への負担が少ない自己処理がおすすめ!
毛抜きでの自己処理は、脱毛前だけでなく脱毛中は控えましょう。
肌への負担が大きいだけでなく、脱毛効果そのものにまで影響してしまいます。
脱毛に通っていなくても、毛抜きで引き抜くのは肌トラブルのリスクが高いためやめておいた方がいいですね。
キレイな肌を目指すのなら、自己処理は肌に優しい方法と前後の正しいケアを心がけましょう!