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医療レーザー脱毛ってどんな施術なの?

レーザー脱毛とは、医療用レーザーをムダ毛の毛根に当てて破壊していく施術です。

医療用レーザーの光は、特定の波長を持つ人工的な光です。
レーザーの光には、まっすぐ進む・エネルギーを調整しやすいという特徴があります。
脱毛に使う医療用レーザーは、色素の濃いものに反応する光線を使用しています。
黒ければ黒いほどエネルギーが集中し、毛根の細胞を破壊する力が高まるのです。

医療用レーザーには、いくつかの種類があります。

アレキサンドライトレーザーダイオードレーザーヤグレーザーなどがその代表的なものです。

照射範囲の広さや、体に触れるかどうか、波長の調節がしやすいかどうか、波長が長い短いなどの違いがあります。
それぞれに利点がありますから、その人のムダ毛の状態や色素の濃さなどによって医師がどのレーザーを使うかどのくらいの出力レベルで照射するかなどを決めていきます。

医療用レーザーの照射レベルについて

医療脱毛に使用する医療用レーザーは、「ジュール」という単位でレベルを調整します。

ジュールが低ければ威力が低く、高くなるほど威力が高く脱毛効果も上がります。
脱毛効果とジュールは比例しているのですね。

ですがジュールを上げると、それに伴ってやけどや痛みなどのお肌トラブルリスクが高まります。
ですから医療脱毛クリニックでは、医師が細心の注意を払い、お肌トラブルを起こさずに脱毛効果を最大にあげるジュール値を模索しながら施術を進めていきます。

レーザー機器の種類によっても多少の差はありますが、永久脱毛できるジュールのレベルは14ジュール前後から、色素が薄く細い産毛の場合は40ジュール程度必要となり、10ジュール以下では脱毛の効果がなかなか出ないといわれています。

そして同じジュール数でも、レーザー機器によって効果や痛みの出方が違います。

あるクリニックでは、最初はひざ下なら8ジュール、VIOなら16ジュールから始めるようにしているとか。
もしこのジュール数に耐えられるのであれば、さらに数値を上げていくことになります。
医療レーザー脱毛の効果の出方に個人差があるのは、人によって耐えられるジュール数が違うからです。

高い出力に耐えられるのであれば、医療脱毛は1回でも効果が出ますし、少ない回数で完了することができます。

医療レーザー脱毛の痛みについてのクチコミ

実際に医療用レーザーで脱毛した人の口コミが、ネット上にたくさんあがっています。

初回は低めで、だんだん出力を上げて今は12~20ジュールでワキ脱毛をしている

口の周りの脱毛で20ジュールは我慢できるレベル

10ジュールで、輪ゴムを思いっきりパチンとはじかれるくらいの衝撃

鼻下の22ジュールはけっこうきつい

10年前と今では痛みが全然違って、顔を30ジュールでやってもあまり痛くない

脚と腕を10ジュールでやっているが痛い

27ジュールで施術したら痛みと同時に肉の焼けるにおいがした

14ジュールから始まり、4年で28ジュールまで上げたけれどもう限界

手の指と甲を50ジュールで施術したら、傘を1メートルの高さから垂直に落とされたような痛みだった

これらの口コミからは、痛みとジュール数に関する感じ方は本当に人それぞれだという印象を受けます。

多くの人が、最初は低い数値から始めて、耐えられそうであればだんだん出力を上げていくという経過をたどっています。

クリニックの医師や看護師さんから「今日はジュール数を上げてみましょう」と提案されることもあるようです。

また、数年のブランクをあけて脱毛を再開した人は、新しいレーザー機器の施術を受けて、以前と違って痛みを感じにくくなっていると感じることも。

口コミを総合してみると、多くの人が10ジュール以上で施術をしており、一桁の人はほとんど見当たりませんでした。

「10ジュールで輪ゴムを思い切りパチンと弾かれるくらい」という感想がありましたが、この人は痛みよりも衝撃の方を強く感じたということでした。

使用しているレーザー機器の種類によっても多少の誤差はありますが、最低で10ジュールからというのは、医療レーザー脱毛では一般的な値のようです。

8ジュールは弱いほうだけど、痛ければ我慢せず医師に相談を

家庭用脱毛器のレベルが7~20ジュールくらいですから、8ジュールというのは家庭用脱毛器の最も弱いレベルに設定したときの痛みと同じくらいといえます。

あまり高い数値ではありませんが、上にもあげたように、痛みの感じ方は本当に人それぞれです。
とても痛みに弱い人の場合は、8ジュールでもつらく感じるかもしれません。
そのような人は必ずクリニックでお試し脱毛を希望し、最も低いレベルで照射してもらいましょう。

そして自分がどれくらいのジュール数に耐えられるのかを把握しておいてください。

効果が高くても我慢できなかったらイヤ!医療脱毛の痛みについて


医療レーザー脱毛では、最低でも10ジュール以上で施術なければなかなか効果が得られないといわれています。
低い数値でも回数を重ねることでカバーすることはできますが、1回の施術ごとに料金がかかるコースの場合は、かなり高くついてしまうことに。
ですからやはり、できるだけ高いジュール数で施術を行うのが効果的です。

また脱毛をすすめていくうちに、次第に毛が細く色素が薄くなっていきますが、そうなるとジュールの値を上げる必要が出てきます。

そういったこともクリニックの看護師さんや医師の説明を聞いて、納得の上で施術を受けるようにしてくださいね。
また本当につらいときは我慢せず、すぐに相談するようにしましょう。

医療脱毛クリニックは医療機関でもありますから、麻酔薬の使用も検討してもらえます。

薬なども上手に使いながら、もっとも効果の出るジュール数で施術を受けられるようにしていきましょう。

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    フルエピ 編集部

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